これから見られる、写真の展覧会を紹介します。この発言を平成29(2017）年のベースノートとします。ほっとミュージアムに既に紹介済みのものに合わせて、訪問にご利用下さい。なお、既に、年末の休館に入っている館もあります。継続開催中の表記になっている展覧会も、年末年始休館のところが多くございますので、訪問に際しては当該館のサイトなどでご確認下さい。

【北海道】
網走市立美術館,☆第63回「写真道展」第34回「学生写真道展」〜平成29年1/22（日）
八雲町郷土資料館,☆北海道新幹線開業記念「大鉄道写真展　八雲展」〜平成29年3/5（日）

【栃木】
小山市立車屋美術館,☆「10×15の世界コンテスト展」平成29年1/7（土）〜1/15（日）写真

【埼玉】
武甲山資料館,☆「武甲山写真展」〜平成29年2/26（日）

【千葉】
千葉市科学館
　☆冬の企画展「ＫＡＧＡＹＡ展　天空の絶景〜オーロラから銀河鉄道の夜〜」平成29年1/2（月）〜2/12（日）
　　　（会期中の休館日　1/23（月）〜1/25（水））,

【東京】
日本カメラ博物館,☆大竹省二作品展「ＰＡＳＳＡＧＥ―旅の行方―」平成29年1/5（木）〜1/29（日）
ニコンミュージアム,☆創立100周年記念企画展「植村直己　極地の撮影術」平成29年1/5（木）〜4/1（土）
Ｏ美術館,☆写真展「海で逢いたい」vol.21　平成29年3/24(金)〜3/29(水)
ヒルサイドフォーラム,☆「YOHJI YAMAMOTO / モード写真」〜平成29年1/15（日）
植村冒険館,☆「セルフタイマーギャラリー」〜平成29年1/24(火)
町田市フォトサロン
　☆1階展示室「写真と水彩画スケッチ講習会作品展」平成29年1/11（水）〜1/16（月）
　☆2階展示室・企画展「けんちゃん〜amputee boy〜鳥飼祥恵写真展」平成29年1/14（土）〜2/19（日）
　☆1階展示室「2916年私のこの一枚写真展」平成29年1/18（水）〜1/23（月）　
　☆1階展示室「ブリスベン紀行　川嶋雅子」平成29年1/25（水）〜1/30（月）
　☆1階展示室「第2回 ４人展　大場武彦、加藤淳一、辻誠、小林伸太郎」平成29年2/15（水）〜2/20（月）
　☆1階展示室「天国の島　冨秋英志」平成29年2/22（水）〜2/27（月）
　☆2階展示室「町田市写真協会会員選抜写真展」平成29年2/22（水）〜2/27（月）

【長野】
おぼろ月夜の館　斑山文庫
　☆甲斐啓二郎写真展「祭事にみる 人間の“生”」平成29年1/24(火)〜2/26(日)
野尻湖ナウマンゾウ博物館
　☆「私をたずねてくれた蝶たち〜小林力・信濃町の蝶写真展〜」12/9（金）〜平成29年2/27（月）

【愛知】
三州足助屋敷
　☆「『嘘の世界』井土英世志写真展　後篇」平成29年1/3（火）〜4/9（日） 足助屋敷館内　萬々館

【三重】
海の博物館
　☆ギャラリー・伊勢志摩国立公園指定70周年記念
　　「伊勢志摩国立公園50周年写真展」〜平成29年3/31（金）

【京都】
ハリス理化学館同志社ギャラリー
　☆特別陳列「写真同好会冬季写真展『水』」平成29年1/17（火）〜1/28（土）

【大阪】
咲くやこの花館,☆第20回「フォトコンテスト作品展」〜平成29年1/29（日）

【兵庫】
あさご芸術の森美術館,☆「三浦悠写真展」平成29年3/18（土）〜4/16（日）

【奈良】
入江泰吉記念奈良市写真美術館
　☆第2回「入江泰吉記念写真賞受賞作品展」平成29年2/7（火）〜4/9（日）
名勝大乗院庭園文化館
　☆「入江泰吉出張写真展　第六十次式年造替記念『春日大社』」〜平成29年1/24（火）

【鳥取】
因幡万葉歴史館,☆第9回「池田家墓所写真コンクール作品展」〜平成29年1/9(月・祝)

【島根】
桑原史成写真美術館,☆第4期展「北朝鮮−“机上の楽園”といわれて半世紀」〜平成29年3/15（水）

【岡山】
岡山天文博物館,☆プラネタリウム特別企画「KAGAYA写真展」平成29年1/7(土)〜3/5（日）

【香川】
石の民俗資料館
　☆企画展「さぬきアートプロジェクト　ガボミレイ写真展　庵治ワールド！」平成29年1/7（土）〜2/12（日）

【愛媛】
今治市村上水軍博物館
　☆企画展「写真でみる日本遺産のまち今治−よみがえる村上海賊の記憶−」〜平成29年2/12（日）

【福岡】
九州産業大学美術館
　☆「青春18きっぷ　ポスター紀行展」「写真の日　記念写真展2016展」平成29年1/7(土)〜1/12(木)
福岡アジア美術館,☆「篠山紀信展　写真力 THE PEOPLE by KISHIN」〜平成29年2/12（日）
直方谷尾美術館,"☆電話室三八番「宋 秀臣写真展　""Altarnative""」平成29年1/4(水)〜3/20（月・祝）

【沖縄】
那覇市民ギャラリー
　☆生涯学習サークル「四季の友」第19回「写真展」平成29年1/17（火）〜1/22（日）
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　明日香　光二／馬場　英明

　水戸芸術館現代美術ギャラリーhttp://hiroba.travel.coocan.jp/museum/museum_data_kikaku.php?pref=08&c=2では、世界をテーマにした写真の展示を開催中です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆企画展「石川直樹　この星の光の地図を写す」〜平成29年2/26（日）
　　　　月曜と12/26（月）〜1/3（火）、1/10（火）休館（1/9（月・祝）は開館）
　　　　午前9時30分〜午後6時（入場は5時30分まで）
　　　　入場料金：一般800円
　　　　　　　　　　中学生以下・65歳以上・障害者手帳をお持ちの方と付添者1名は無料
　22歳で北極点から南極点までを人力で踏破、23歳で七大陸最高峰の登頂に成功し、その後も各地を旅しながら、人類学や民俗学などの観点を取り入れた独自のスタイルによる写真で活躍する写真家、石川直樹による初の大規模個展。
　本展では、北極、南極、ヒマラヤ8000m峰といった極地を撮影した各シリーズ、さらにニュージーランドの原生林を撮影した『THE VOID』、ポリネシア地域に浮かぶ島々を星に導かれるように巡った『CORONA』、世界各地の洞窟壁画を訪ねた『NEW DIMENSION』、そして日本列島の南北に広がる島々を探索する『ARCHIPELAGO』など、石川の初期から現在に至るまでの活動を、初公開の未発表作を織り交ぜて総合的に紹介。石川の目と足による縦横な探求は、文化人類学的なフィールドワークで、私たちの慣れ親しんだ世界地図とは異なるもう一つの視点からこの地球という星を見つめる。
　　　シリーズ「DENALI」（1998）
　　　シリーズ「THE VOID」（2005）
　　　シリーズ「POLAR」（2007）
　　　シリーズ「NEW DIMENSION」（2007）
　　　シリーズ「VERNACULAR」（2008）
　　　シリーズ「ARCHIPELAGO」（2009-）
　　　シリーズ「CORONA」（2010）
　　　シリーズ「ANTARCTICA」（2011）
　　　シリーズ「K2」（2015）　　　　　　　など

石川直樹×森永泰弘　VJ＋DJイベント「惑星の光と声」2/12（日）午後2〜3時（1時30分開場）
　水戸芸術館ACM劇場にて、全席自由　当日1000円、前売り800円（未就学児は入場不可）
　チケット制

ウィークエンド・ギャラリートーク：市民ボランティアCACギャラリートーカーによる
1/7（土）〜2/26（日）の土日、午後2時30分〜約40分　
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　参考：館のチラシとホームページ

　 明日香　光二／馬場　英明

　金沢21世紀美術館http://hiroba.travel.coocan.jp/museum/museum_data_kikaku.php?pref=17&c=23で開催中の写真展と工芸展を紹介します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆「トーマス・ルフ展」〜平成29年3/12(日)
　　　　　月曜休館（ただし1/2、1/9は開場）、12/29〜1/1、1/10（火）休館
　　　　　午前10時〜午後6時（金・土曜は8時まで）
　　　　　入場料金：一般1000円　大学生、65歳以上800円　小中高生400円
　　　　　　「工芸とデザインの境目」展との共通観覧券
　　　　　　　　　　　一般1700円　大学生、65歳以上1400円　小中高生700円
　1958年ドイツ、ツェル・アム・ハルマースバッハ生まれのトーマス・ルフは、デュッセルドルフ芸術アカデミーでベルント＆ヒラ・ベッヒャー夫妻にまなんだ「ベッヒャー派」として1990年代以降、現代の写真表現をリードしてきた存在。その世界が注目する写真家の初期から初公開の最新作まで、世界の在り方についてのユニークなヴィジョンを提示。

Porträts：巨大なカラープリント（210×165cm）でさまざまな問題を提起
l.m.v.d.r：モダニズム建築を代表するドイツ出身の建築家ルードヴィッヒ・ミース・ファン・デル・ローエの頭文字。　　
　　　　　　　ミースの建築写真を徹底的に研究し、デジタル処理して近代建築の巨匠についての視覚的に探求。
cassini：NASAが1997年に打ち上げた宇宙探査船cassiniが撮影した土星とその衛星の画像を素材にした作品。
ma.r.s.：NASAの探査船が撮影した画像を素材とする作品。はるか彼方で火星を見つづけるレンズを通じた「風景写真」。
　　　　　　　　　　　　　「ma.r.s」シリーズの3D作品。
photograms：カメラを用いず感光紙上に物体を置いて直接露光し、その影や透過する光をかたちとして定着させる技法。
　　　　　　　　　ルフは、コンピューター上のヴァーチャルな「暗室」で物体の配置と彩色を自在に操作し、最終的な像をつくる。
Substrates：日本の漫画やアニメから取り込んだ画像に原形がわからなくなるまでデジタル加工を繰り返す。
zycles：さまざま数式がつくる線形を3Dプログラムによって再現し、コンピューター上の3次元空間で再構成。

レクチャー：1/28(土) レクチャーホールにて、午後2〜3時30分、無料、定員80名、当日先着順
「トーマス・ルフ：アイデンティティの写真から、写真のアイデンティティへ」清水穣氏（同志社大学教授）
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆「工芸とデザインの境目」〜平成29年3/20(月・祝)
　　　　　月曜休館（ただし1/2、1/9、3/20は開場）、12/29〜1/1、1/10（火）休館
　　　　　午前10時〜午後6時（金・土曜は8時まで）
　　　　　入場料金：一般1000円　大学生、65歳以上800円　小中高生400円
　　　　　　「トーマス・ルフ」展との共通観覧券
　　　　　　　　　　　一般1700円　大学生、65歳以上1400円　小中高生700円
　工芸とデザインは異なるジャンルとして区別されるが、その境目は難しい。 本展では、「プロセスと素材」「手と機械」「かたち」「さび（経年変化）」といった観点から工芸とデザインを見つめ直し、曖昧な境目を浮き彫りにし、最先端技術の発達などによって多様化が進む両者の新たな地平を考察する。

ワークショップ「足元から見つめる未来」1/21(土)午前10時〜午後4時　キッズスタジオにて
対象：高校生以上　定員：先着15名
持ち物：材料費500円、昼食と飲み物 　申込方法：TEL 076-220-2801（学芸課）
　裸足で活動する時間あり、動きやすい服装で参加

絵本を読もう：1/21(土)午前11時〜（40分程度）
　授乳室前（キッズスタジオ横）にて
　対象：子どもからおとなまで（小さな子どもは保護者の方と参加要）
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　参考：館のチラシとホームページ

　 明日香　光二／馬場　英明

　中洲川端の福岡アジア美術館http://hiroba.travel.coocan.jp/museum/museum_data_kikaku.php?pref=40&c=21では、1/2（月・振）から写真と、インドの現代絵画を展示されます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆冬のおとなミュージアム「超☆現実―演じる写真」1/2（月）〜3/21（火）
　　　　　入館料金：一般200円　高大生150円　中学生以下無料
　福岡アジア美術館、福岡市美術館、福岡市博物館の3館による連携企画シリーズ第3弾。当館の企画は「演じる写真」。
　本展では、美術作家自身が別の誰かに姿を変えて、写真の世界に登場する作品や、現実には存在しない世界を人工的に作り上げる演出写真など、アジアの写真作品、約30点を紹介。
　本展で紹介するアジアの作家たちは、いかに上手く変身し何者かの肖像(ポートレート)となるかよりも、扮することによって自分が置かれている国や社会の困難な現実を新たな視点で見出す。
　スリランカのプラディープ・タラワッタは、宗教対立による長い内戦で破壊された道路に、仏教徒の作者がヒンドゥー寺院の聖なる模様の布をまとってまっすぐに立ち、戦後社会の行方を見すえる。
　ミャンマーの女性作家、ニェレイは男性に扮し、父親のいない家族のために父親となって記念撮影。
　韓国のニッキー・リーは、アメリカのさまざまな集団に溶けこもうと、自身の姿をカメレオンのように多彩に変化。
　美術作家が見せる写真世界と現実のはざまに見える世界。
　　　　　ニェレイ（ミャンマー）《制限された事柄の関係性-2》2010年
　　　　　ツェン・クォンチ（中国）《遠征する自画像シリーズ：自由の女神》1985年
　　　　　チー・パン（中国）《太陽》2004年　　など

おでかけトーク
福岡アジア美術館と福岡市博物館の2館の展示会場内、福岡市美術館も含めた3館の学芸員がそろってギャラリートーク
福岡アジア美術館：1/21（土）午後1時30分〜2時30分　事前申込み不要
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆「アニッシュ・カプーアとインドのカタチ」1/2（月）〜5/9（火）

　福岡市美術館と館蔵品を組み合わせた展覧会の第一弾として、インド出身でイギリスを拠点に国際的に活躍するアニッシュ・カプーアに焦点をあてる。
　これまで福岡市美術館ではイギリス美術や現代美術一般の文脈で紹介されてきたカプーア。しかし、本展出品作の造形や素材、及びテーマにうかがえるように、カプーアの作品にはインドの宗教や文化も色濃く影を落としており、そこにはインドの宗教観、宇宙観、数学的概念が垣間見られる。
　次の4つのキーワードで紹介。カプーアの発想の源泉のひとつと考えられるインドに伝わる神秘主義の経典【タントラ画】をはじめ、【抽象とカタチ】では、宗教的造形と強く結びついたインドの現代絵画、【精神と肉体】で人間の肉体の中にひろがる宗教的思想、【インドの母性像】で母神信仰に着目した他の作家の作品を紹介。

　アニッシュ・カプーア（インド）《虚ろなる母》1990年、福岡市美術館所蔵
　サイード・ハイダル・ラザ（インド） ≪クンダリニー≫1995年、福岡アジア美術館所蔵
　スレンドラン・ナーヤル（インド）≪体系的神話：宇宙の神話≫1998年福岡アジア美術館所蔵
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　参考：館のチラシとホームページ

　 明日香　光二／馬場　英明

こんにちは

　便宜上ここにつなげます。

　2月19日は福岡アジア美術館に回りました。18日は福岡市で泊まるところが取りにくいため、反対に向かって大牟田で1泊しています。今回は泊まっただけで炭鉱関連は見に行っていません。

　福岡アジア美術館は、現在は当館の所蔵品と福岡市美術館の所蔵品を組み合わせた企画として「アニッシュ・カプーアとインドのカタチ」「演じる写真」を開催しています。福岡市美術館は改装中でした。

　「アニッシュ・カプーアとインドのカタチ」ですが、いきなりインパクトのある女性彫像に圧倒され、それからアニッシュ・カプーアの作品が何点か続きます。「虚ろなる舟」はいかにもこの人という作品ですが、名古屋市美術館の作品にも似ていて、姉妹作でしょうか。この人の小型の絵画はなかなか見られないので、これはこれで良かったと思います。グラーム・ラスール・サントーシュによるタントラを表した作品もあり、タントラ関連で肉体の宇宙を表したスレンドラン・ナーヤルの連作があります。「体系的神話:死刑宣告」は男性体系体型、「体系的神話:宇宙の神話」は女性体型で描かれ、明らかに対になっている作品ですが、不思議なことに女性体型によく見ると男性器が描かれています。両性具有やトランスジェンダーを指しているとも思えないし、謎の作品です。

　「演じる写真」は自分自信が何かを演じて写真になっている作品の特集です。プラディープ・タラワッタ(スリランカ)の「道景」は故郷のスリランカの宗教対立が背景にあり、破壊された町に作者がいるかたちです。チェン・チンヤオ(台湾)はニューヨークのいくつかの場所に溶け込もうと演じている自身です。

Quitaさん、 こんにちは

> 　グラーム・ラスール・サントーシュによるタントラを表した作品もあり、タントラ関連で肉体の宇宙を表したスレンドラン・ナーヤルの連作があります。「体系的神話:死刑宣告」は男性体系体型、「体系的神話:宇宙の神話」は女性体型で描かれ、明らかに対になっている作品ですが、不思議なことに女性体型によく見ると男性器が描かれています。両性具有やトランスジェンダーを指しているとも思えないし、謎の作品です。
　インドの伝統美術と、それにまつわる「アニッシュ・カプーア」さんの作品、だと思えば、それだけではなく、インドのさまざまな現代美術作家の作品が並ぶのですね。如何にも、インドの哲学というか、神話というか、文化的に背景が充分感じられる作品群のようでいいですね。

> 　「演じる写真」は自分自信が何かを演じて写真になっている作品の特集です。
　ついつい、森村泰昌氏のタイプを思い浮かべますが、風景というかシチュウェーションの中に溶け込む、というタイプもありなのですね。写真作品としてはそのほうが面白そうです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　明日香　光二／馬場　英明

早春から行われる写真の展示を紹介します。ほっとミュージアムに紹介済みのものに加えて、訪問にご利用下さい。

【千葉】
千葉県立関宿城博物館,☆第16回「関宿城百景写真展」〜2/12（日）

【東京】
日本カメラ博物館,☆「―古写真に見る明治の東京―南葛飾郡編」1/31（火）〜2/26（土）
東京都写真美術館,☆第9回「恵比寿映像祭」2/10（金）〜2/26（日）

練馬区立美術館,☆「田沼武能肖像写真展　時代(とき)を刻んだ貌(かお)」2/23 (木)〜4/9 (日)
町田市フォトサロン
　☆1階展示室「ＪＡ南写真同好会写真展」3/1（水）〜3/6（月）
　☆2階展示室「フォトクラブまちだ写楽作品展」3/1（水）〜3/6（月）
　☆1階展示室「ツバキ写真展」3/10（金）〜3/13（月）　
　☆2階展示室「第58回ツバキ展」3/10（金）〜3/13（月）
　☆1階展示室「フォト俳句展　町田市美術協会」3/15（水）〜3/20（月）
　☆2階展示室「ツバキ写真展」3/15（水）〜3/20（月）
　☆1階展示室「日本の桜　二人会」3/22（水）〜3/27（月）
　☆2階展示室「第53回春の写真展　まちだ写好会」3/22（水）〜3/27（月）
　☆1階展示室「第三回テミックフォト写真展スペイン紀行」3/29（水）〜4/3（月）
　☆2階展示室「「鳥撮り仲間」写真展」3/29（水）〜4/3（月）

【神奈川】
横浜市民ギャラリー,☆第34回神奈川県写真作家協会展「未来への伝言」3/7（火）〜3/13（月）
相模原市民ギャラリー,☆「はにかむ写真展」3/16（木）〜3/20（月）
箱根彫刻の森美術館,☆「篠山紀信写真展　KISHIN meets ART」〜4/5（水）<終了日確定>

【長野】
山ノ内町立志賀高原ロマン美術館
　☆2016年冬季企画展　福田幸広写真展「ぼくらはみんな生きている！」〜4/16（日）

【静岡】
富士山かぐや姫ミュージアム,☆新春展示「写真家　岡田紅陽が見た富士山」〜3/26（日）

【愛知】
豊橋市美術博物館
　☆市制施行110周年記念 豊橋・ヴォルフスブルグ交流展
　　　　「ハイデルスベルガーの写真展示」2/25（土）〜3/26（日）
【滋賀】
草津市立水生植物公園みずの森,☆「みずの森フォトコンテスト作品展」1/31(火)〜2/28(火)

【島根】
島根県立美術館
　☆「愛しきものへ 塩谷定好1899-1988」3/6（月）〜5/8（月）写真<タイトル変更>

【広島】
泉美術館,☆「中国新聞　読者の写真　2016年間賞と月間賞」2/11(土・祝) 〜3/12(日)
広島市植物公園,☆展示資料館「植物写真コンテスト作品展」〜2/9(木)
八千代の丘美術館,☆「傳道秀樹 写真展」〜2/6（月）

【山口】
山口県立美術館,☆「福田勝治の「イタリア紀行」ーTravel in Italyー」〜4/9(日)写真

【長崎】
平戸オランダ商館,☆ハリー・デュッカー写真展「富嶽三十六景」〜2/19(日)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　明日香　光二／馬場　英明

　春からの写真の新しい展覧会を紹介します。ほっとミュージアムに掲載済みのものに加えて、訪問にご利用下さい。

【宮城】
石ノ森萬画館
　☆第64回特別企画展「つづく展
　石巻に根っこの生えた写真家たちの写真展」2/23（木）〜3/12（日）

【山形】
山形県郷土館「文翔館」
　☆「やまがた『水辺の四季』写真コンテスト入賞作品展」3/4(土)〜3/9(木)
　☆「山東写真部OB展」3/16(木)〜3/20(月)

【東京】
日本カメラ博物館,☆吉岡 専造 作品展「眼と感情」2/28（火）〜3/26（日）
秋山庄太郎写真芸術館
　☆秋山庄太郎作品展「春の花木」《第1期》3/5（日）〜3/19（日）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　《第2期》3/25（土）〜4/9（日）
　☆「秋山庄太郎「花」写真コンテスト2016入賞作品展」3/5（日）〜3/19（日）
　☆第11回「秋山庄太郎花見山フォトコンテスト入賞作品展」3/5（日）〜3/19（日）
　☆第10回「秋山庄太郎記念 米沢市写真文化賞入賞作品展」3/25（土）〜4/9（日）
　☆秋山庄太郎写真芸術協会写友会員展　志摩時次「エイリアン２」3/25（土）〜4/9（日）
　☆「秋山庄太郎記念 第24回 湯沢高原フラワーフォトコンテスト入賞作品展」3/25（土）〜4/9（日）
東京オペラシティーアートギャラリー,☆「荒木経惟　写狂老人Ａ」7/8（土）〜9/3（日）
東京藝術大学　大学美術館
　☆「Seize the Uncertain Day - ふたしかなその日展」 3/18(土)〜4/5(水)写真
東京都写真美術館
　☆総合開館20周年記念
「夜明けまえ 知られざる日本写真開拓史 総集編」3/7（火）〜5/7（日）

【神奈川】
神奈川県民ホールギャラリー
　☆日本風景写真協会 神奈川支部 作品展 「彩時記」3/14(火)〜3/19(日) 　　
　☆「港彩フォトクラブ　第18回写真展」3/27(月)〜4/2(日)

【長野】
清里フォトアートミュージアム「ケイモパ」
　☆2016年度「ヤング・ポートフォリオ（YP2016)」3/18（土）〜6/18（日）
田淵行男記念館,☆神長幹雄写真展「アジアの小国とそこに暮らす人々」〜4/23（日）

【静岡】
静岡市美術館
　☆「アルバレス・ブラボ写真展―メキシコ、静かなる光と時」4/8（土）〜5/28（日）
ＭＯＡ美術館,☆リニューアル記念 特別名品展＋杉本博司「海景 ? ATAMI」〜3/14（火）
ヴァンジ彫刻庭園美術館
　☆The Bambiest 2017「樹々の隙間」
　　ヴァンジ彫刻庭園美術館15周年記念企画「映像・写真展」2/25（土）〜4/11（火）

【愛知】
名古屋大学博物館,☆「博物館友の会写真サークル写真展」〜3/24(金)
清須市はるひ美術館
　☆清須市文化協会　第13回「春日写影会写真展」3/21（火）〜3/26（日）
　☆清須市文化協会「新川写真クラブ作品展」3/28（火）〜4/2（日）

【京都】
美術館「えき」KYOTO
　☆「アニエスベー フォトコレクション」4/26（水)〜5/14(日)
　☆「岩合光昭写真展 ねこの京都」5/18(木)〜6/4(日)
八幡市立松花堂美術館
　☆写真展「パンダのいる風景 in 松花堂〜パンダの昔むかしのおとぎ話〜」4/13（木）〜4/16（日）

【大阪】
海岸通ギャラリーＣＡＳＯ,☆「ピンホール写真芸術学会　会員展」3/14(火)〜3/19(日)

【山口】
周南市美術博物館
　☆第26回林忠彦賞記念　林忠彦オリジナルプリント展「天恩山五百羅漢寺」3/3(金)〜3/20(月・祝)

【福岡】
福岡県立美術館
　☆郷土の美術をみる・しる・まなぶ2017「写真家 片山攝三　肖像写真の軌跡」〜3/20（月・祝）

大牟田市石炭産業科学館
　☆第18回「炭都写真コンテスト作品展・思い出のスナップ写真展」6/17（土）〜7/2（日）

【長崎】
ナガサキピースミュージアム
　☆日中国交正常化45周年「『上海&長崎の中の中国』 仁位孝雄写真展」2/28(火)〜3/26（日）

【熊本】
くまもと文学・歴史館,☆図書館ギャラリー「上妻博之の遺した写真」〜4/10（月）

【沖縄】
那覇市民ギャラリー
　☆「ウェルカルチャー写真生徒　写真展」3/14（火）〜3/19（日）
　☆結成30周年「石垣島写研　写真展」3/14（火）〜3/19（日）
　☆「フォトサークル「彩」　第9回　写真展」3/21（火）〜3/26（日）
　☆第14回「沖縄県写真協会　会員作品展」3/21（火）〜3/26（日）
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　明日香　光二／馬場　英明

　新年度にみられる写真の新しい展覧会を紹介します。ほっとミュージアムに紹介済みのものに加えて訪問にご利用ください。　

【北海道】
北海道立オホーツク流氷科学センター,☆「原志利写真展〜紋別探訪〜」〜4/16（日）
札幌宮の森美術館,☆「森山大道写真展」4/19(水)〜7/2(日)
帯広百年記念館,☆ロビー展・荘田喜與志コレクション12「昭和からの伝言」7/2(日)〜7/30(日)写真
北海道立釧路芸術館
　☆絵画と写真「「光」をみつめて…。釧路芸術館コレクション選
　　　　漂泊・祈り・鎮魂 ― 米坂ヒデノリ追悼展」 〜4/19（水）<期間延長>
日本カメラ博物館
　☆「カメラ故郷に帰る」4/4（火）〜7/2（日）
　☆横木安良夫作品展 「あの日の彼、あの日の彼女。1967-1975」〜4/30（日）
Bunkamuraザ・ミュージアム
　☆「ニューヨークが生んだ伝説
　　　　写真家 ソール・ライター展」4/29(土・祝)〜6/25(日)<5/9(火)、6/6(火)のみ休館>
町田市フォトサロン
　☆1階展示室「光彩画譜III　花の絵づくり　島田昇」4/5（水）〜4/10（月）
　☆2階展示室「第16回町田フォトクラブ展示会」4/5（水）〜4/10（月）
　☆1階展示室「フォト町田2017年春の写真展」4/12（水）〜4/17（月）
　☆2階展示室「老老の記　齋藤和男」4/12（水）〜4/17（月）
　☆1階展示室「フォトアートコラージュ展　三枝美津子」4/19（水）〜4/24（月）
　☆2階展示室「フォトレーション　花　宇納 敏」4/19（水）〜4/24（月）
　☆1階展示室「ほっとけ水曜会写真展」4/26（水）〜5/1（月）
　☆2階展示室「佐藤昭一写真2017」4/26（水）〜5/1（月）
　☆1階展示室「川嶋雅子写真展　輝きのままに」5/3（水・祝）〜5/8（月）
　☆2階展示室「春の薬師池公園作品展」5/3（水・祝）〜5/14（日）
　☆1階展示室「ＪＡ町田市忠生支店フォトクラブ写真展」5/10（水）〜5/15（月）
　☆1階展示室「薬師台一丁目フォトクラブ作品展」5/17（水）〜5/22（月）
　☆2階展示室「伊藤、大高、折戸、野崎　4人展」5/17（水）〜5/22（月）
　☆1階展示室「第16回成瀬台フォトクラブ展」5/24（水）〜5/29（月）
　☆2階展示室「第16回成瀬台フォトクラブ展」5/24（水）〜5/29（月）
　☆1階展示室「グループキャッツアイ写真展」5/31（水）〜6/5（月）
　☆2階展示室「私たちが見つめた自然　フォトクラブＦ5．6」6/7（水）〜6/12（月）
　☆1階展示室「第15回フォトクラブ「彩」会員展」6/7（水）〜6/12（月）
　☆2階展示室「流れ雲、夢旅　松島義行」6/14（水）〜6/19（月）
　☆1階展示室「第3回フォトサルビア写真展」6/14（水）〜6/19（月）
　☆1階展示室「能が谷フォトサークル写真展」6/21（水）〜6/26（月）
　☆2階展示室「第8回写彩町田写真展」6/21（水）〜6/26（月）
　☆1階展示室「空と雲と丘の風景〜小山田緑地の四季〜菅野ひとみ」6/28（水）〜7/3（月）
　☆2階展示室「ボタン・シャクヤク写真展」6/28（水）〜7/9（日）
古代オリエント博物館
　☆クローズアップ展「シリア沙漠のベドウィン−吉竹めぐみ写真展」6/10（土）〜7/17（月・祝）
東京都写真美術館,☆総合開館20周年記念「山崎博　計画と偶然」〜5/10（水）
世田谷美術館分館　清川泰次記念ギャラリー
　☆収蔵品展「清川泰次が写したパリ」4/1(土)〜7/23(日)
ニコンミュージアム
　☆創立100周年記念企画展第2回「カメラ試作機〜開発者たちの思い」4/4（火）〜7/1（土）
秋山庄太郎写真芸術館
　☆特別展「秋山庄太郎流 フォトアートとその道具たち」4/29（土・祝）〜7/2（日）
　☆「秋山庄太郎写真芸術協会展」4/29（土・祝）〜5/28（日）
　☆「カメラ散歩」参加者写真展　5/31（水）〜7/2（日）

【神奈川】
箱根彫刻の森美術館,☆「篠山紀信写真展　KISHIN meets ART」〜6/25（日）<会期延長>
横浜美術館,☆「石内 都　肌理(きめ)と写真」平成29年12/9（土）〜平成30年3/4（日）<期間訂正>
日本新聞博物館（ニュースパーク）
　☆公益社団法人　日本写真家協会創立65周年記念写真展
　　　「日本の海岸線をゆく―日本人と海の文化」4/1（土）〜6/25（日）
箱根写真美術館
　☆開館15周年特別展「Requiemレクイエム　吉田大朋 写真展 軽妙洒脱」4/5（水）〜5/29（月）
相模原市民ギャラリー,☆第18回「フォトクラブ「ユーカリ」作品展」4/6（木）〜4/11（火）
横浜市民ギャラリー
　☆2017年「横浜金沢写真連盟・横浜金沢観光協会合同公募展」5/9（火） 〜5/14（日）
　☆第14回「神奈川・県民写真サークル合同展」5/16（火）〜5/22（月）
　☆「小川勝久 フォトアートグループ展」5/30（火）〜6/5（月）

【新潟】
津南町農と縄文の体験実習館「なじょもん」
　☆「わくわく どきどき カメラでえほん写真展 小川忠博の写真ワーク」4/22（土）〜6/25（日）

【富山】
ミュゼふくおかカメラ館
　☆「デビュー! NEWコレクション!!」〜7/23(日)<期間延長>
　☆「水谷章人スポーツ報道写真展−輝きの一瞬−」4/15(土)〜6/4(日)

【山梨」】
山梨県立美術館,☆特別展・フジフイルム・フォトコレクション「私の１枚」7/1(土)〜8/20(日)
岡田紅陽写真美術館,☆第27回「富士忍野グランプリフォトコンテスト入賞作品展」〜5/7（日）

【長野】
安曇野市豊科近代美術館,☆岩橋崇至 山岳写真展「大地の貌」4/28(金)〜6/4(日)
諏訪市原田泰治美術館
　☆企画展・新潮社創業120周年記念「時代の肖像-作家写真展」4/1（土）〜5/31（水）
田淵行男記念館,☆田淵行男写真展「伝承文化の雪形」〜6/4（日）

【岐阜】
飛騨高山まちの博物館
　☆岐阜県博物館移動展「見つめる目　写真家の見た飛騨美濃
　　　〜細江光洋の飛騨・増山たづ子の徳山・後藤英夫の円空〜」7/21(金)〜9/18(月)

【滋賀】
東近江市能登川博物館,☆第123回企画展「滋賀のスミレ写真展」7/26（水）〜9/3（日）

【京都】
何必館・京都現代美術館
　☆「決定的瞬間　Henri Cartier-Bresson 展アンリ・カルティエ＝ブレッソン」4/5（水）〜6/18（日）
立命館大学国際平和ミュージアム
　☆2017年度春季特別展・KYOTOGRAPHIE 京都国際写真展 2017 関連プログラム
　　　「DAYS JAPAN フォトジャーナリズム写真展」4/15(土)〜7/9(日)
【兵庫】
兵庫県木の殿堂,☆開設50周年記念「片山茂　写真展」4/15（土）〜5/21（日）北ホワイエ

【奈良】
入江泰吉記念奈良市写真美術館
　☆本橋成一「在り処展」
　　入江泰吉「古色大和路」4/15（土）〜7/17（月・祝）

【鳥取】
伯耆町立植田正治写真美術館,☆「植田正治の「かたち」写真における造形表現」〜6/4(日)
祐生出会いの館,☆米子市写真家協会写真作品展「中国との写真交流30年」〜4/24（月）

【島根】
桑原史成写真美術館
　☆ 第4期展 「激震・韓国−分断国家の苦悩」〜4/18（火）
　☆「北朝鮮−いま、アジアの“異端児”」4/20（木）〜7/19（水）
益田市立歴史民俗資料館,☆第13回「ふるさと写真展」〜4/10（月）

【広島】
ふくやま美術館,☆「篠山紀信展　写真力 THE PEOPLE by KISHIN」4/8(土)〜6/11(日)

【徳島】
鳴門市賀川豊彦記念館,☆特別企画展「モノクロームの鉄道写真展」4/15(土)〜5/7(日)

【長崎】
ナガサキピースミュージアム,☆「中国シルクロードの旅写真展(仮題)」〜4/23（日）

【沖縄】
那覇市民ギャラリー,☆第10回「フォト琉球の光　写真展」4/4（火）〜4/9（日）
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　明日香　光二／馬場　英明

　祇園四条の何必館・京都現代美術館http://hiroba.travel.coocan.jp/museum/museum_data_kikaku.php?pref=26&c=55
では、フランスの写真家の展示が開催中です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆アンリ・カルティエ＝ブレッソン展「決定的瞬間」〜6/18(日)
　　　　　月曜休館
　　　　　入館料金：一般1000円　学生800円
　20世紀という時代を見事に撮らえて表現した世界的な写真家アンリ・カルティエ＝ブレッソン（1908−2004）は、1952年の写真集『Images a la Sauvette（すり抜けていく映像）』（英では『決定的瞬間』）が、世界の写真家に大きな影響を与えた。世界を訪れたブレッソンが、小型カメラ「ライカ」でロシアの解放やガンジーの死など歴史的な瞬間や、その土地に生きる人々の生活を撮らえた。
　館長・梶川芳友は親交を深めた晩年のブレッソンが、未来を眺望する眼差しに深い感銘を受けた。ブレッソンのサイン入りオリジナルプリントで展覧する約60点。
　　　「ムフタール街、パリ」1952
　　　「マリリン・モンロー」1960
　　　「マルヌ川の土手、フランス」1938
　　　「ジャン＝ポール・サルトル」1946　　　　　など
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　参考：館のチラシとホームページ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　明日香　光二／馬場　英明

　初夏から見られる写真の新しい展示を紹介します。ほっとミュージアムに紹介済みのものに加えて訪問にご利用下さい。

【山形】
土門拳記念館
　☆特別展　土門券と18人の写真家が捉えた「昭和のこども」〜8/29（火）
　☆「選り抜き古寺巡礼」〜6/18（日）
　☆草月創流90周年「勅使河原蒼風　その人と花」6/20（火）〜8/29（火）
　☆「鬼の眼　土門拳の仕事」9/1（金）〜12/24（日）
　☆第36回「土門拳賞受賞作品展」9/1（金）〜12/24（日）
　☆「歳時記」平成30年1/4（木）〜4/15（日）
　☆「ぼくと酒田」平成30年1/4（木）〜4/15（日）
　☆「荻原守衛」平成30年1/4（木）〜3/9（金）
　☆第24回「酒田市土門拳文化賞受賞作品展」3/10（土）〜4/15（日）

【東京】
日本カメラ博物館
　☆鷲尾倫夫 写真展 「写真週刊誌『ＦＯＣＵＳ』がとらえた時代」 5/2（火）〜5/28（日）
原美術館,☆「蜷川実花　うつくしい日々」5/10（水）〜5/19（日）
Ｏ美術館,☆祝20回「MAYX写真展 2017」5/27(土)〜5/31(水)

【山口】
周南市郷土美術資料館・尾崎正章記念館
　☆企画展　林忠彦写真展「東海道を撮る」〜5/28（日）

【福岡】
織田廣喜美術館,☆第4回「嘉麻市写真交流展」5/10 (水)〜5/21 (日)

【大分】
大分県立美術館
　☆2017「春季大分県美術展　写真展」5/30(火)〜6/4(日)
　☆第53回「大分県美術展　写真展」10/10(火)〜10/15(日)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　明日香　光二／馬場　英明

　地下鉄大須観音の名古屋市美術館http://hiroba.travel.coocan.jp/museum/museum_data_kikaku.php?pref=23&c=17では、「満洲」に日本のモダニズムを見る写真展を開催中です。 　
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆「異郷のモダニズム−満州写真全史−」後期：5/30（火）〜6/25（日）
　　　　　月曜休館
　　　　　開館時間：午前9時30分〜午後5時（金曜は8時まで、入場は閉館30分前まで）
　　　　　入館料金：一般1200円　高大生800円　中学生以下無料
　1905（明治38）年の<ポーツマス条約>により、東清鉄道の南部支線と炭礦の採掘権を獲得した日本は、翌1906（明治39）年、<南満洲鉄道株式会社（満鉄）>を設立し、本格的な植民地経営に乗り出した。、「内地」の国民にその存在と意義を知らしめるべく視覚的な「資料」＝写真を使い、「弘報」活動が行われた。
　記録的な表現から、絵画的な表現になり日本人が大陸に抱いたロマンティシズムが図像を伴って可視化され、配信され、1930年代後半に入り、やがてグラフィズムの時代を迎えると、大陸の表象は洗練された「記号」へと変貌する。日本の敗戦とともに崩壊した「満洲国」、そして「大陸」に寄せられた写真表現の展開も消滅。「近代」を記録し続けた写真メディアの発展をたどる「満洲」の写真表現を、貴重なヴィンテージ・プリントや多数の資料でたどり、日本のモダニズムが到達し得た表現を紹介。
　　&#8226;《枕売る小娘》1926（大正15）年
　　『亞東印画輯』第20回頒布
　　対外宣伝グラフ雑誌『FRONT』「偉大的建設 満洲國」（中国語）1943（昭和18）年
　　満洲国国務院資政局弘報処発行 対外宣伝用ポスター『MANCHOUKUO THE SUN OF A NEW NATION』
　　淵上白陽《列車驀進》1930（昭和5）年
　　　　　　　　《麦秋》1939（昭和14）年　　　　など

解説会：竹葉 丈氏（担当学芸員）が作品とその時代背景を解説
　　午後2時から、2階講堂、定員180名、入場無料
6/3（土）「宣伝と統制 ― 満洲国の写真政策」
6/17（土）「建国と崩壊のグラフィズム」

ボランティアによるギャラリートーク：6/2（金）、4（日）、8（木）、9（金）、11（日）、13（火）、14（水）、15（木）、18（日）
午前10時30分〜／午後1時30分〜（約60分）
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　参考：館のチラシとホームページ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　明日香　光二／馬場　英明

　　写真の新しい展覧会を紹介します。ほっとミュージアムに紹介済みのものに加えて、訪問にご利用下さい。

【東京】
東京都写真美術館
　☆総合開館20周年記念 TOPコレクション「いま、ここにいる　平成をスクロールする　春期」〜7/9（日）
　☆総合開館20周年記念「ダヤニータ・シン　インドの大きな家の美術館」5/20（土）〜7/17（月・祝）
　☆第42回「2017 JPS展　日本写真家協会」〜6/4（日）
　☆「笑う101歳 ×２　笹本恒子 むのたけじ」6/3（土）〜6/30（金）

【神奈川】
横浜市民ギャラリーあざみ野
　☆「光の写真詩展 in 横浜」7/18(火)〜7/23(日)
　☆「あざみ野フォト・アニュアル」平成30年1/27（土）〜2/25（日）

【島根】
ガイダンス山代の郷,☆ロビー展「撮る！風土記の丘周辺の昆虫」〜7/24（月）
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
　　　　　　　　　　　　　　　明日香　光二／馬塲　英明

　三条高倉の京都府京都文化博物館http://hiroba.travel.coocan.jp/museum/museum_data_kikaku.php?pref=26&c=39
では、7/1（土）より近代写真の展示を開催されます。 　
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆世界最高の写真家集団マグナム・フォト創立70周年
　「パリ・マグナム写真展」7/1（土）〜 9/18（月・祝）　
　　　　　月曜休館（祝日の場合は開館、翌日休館、ただし7/24（月）は臨時開館）
　　　　　午前10時〜午後6時（金曜日は7時30分まで、入場は閉室の30分前まで）
　　　　　入館料金：一般1000円　高大生600円　小中生300円
　1947年、ロバート・キャパ、アンリ・カルティエ=ブレッソン、ジョージ・ロジャー、デビッド・シーモアによって「写真家自身によってその権利と自由を守り、主張すること」を目的として結成された写真家集団・マグナム。
　本展は、パリ市庁舎で開催された展覧会の海外巡回展で、マグナム・フォト設立70周年にあたり、60万点に及ぶ所属写真家の作品の中から、パリをテーマにした作品約130点あまりを選び展観。歴史的事件の舞台でもあり、写真術発明以来、常に「写真の首都」でもあったパリで、20世紀の激動を最前線で見つめ続けたマグナムの写真家たちが提示する写真表現の豊かさ。
　　　　ヨーロッパ広場 サン・ラザール駅　1932年 アンリ・カルティエ=ブレッソン
　　　　パリ、1949年　エリオット・アーウィット
　　　　凱旋門 1952年 ロバート・キャパ
　　　　パリ、1996年 ゲオルギィ・ピンカソフ
　　　　パリ、2003年 クリストファー・アンダーソン　など

同時開催「近代京都へのまなざし−写真にみる都の姿−」7/1（土）〜9/18（月・祝）3階展示室

トークイベント：8/11(金・祝)午前 10時30分〜正午
　　平間　至氏（写真家）　　
　　3階フィルムシアターにて、定員：60名（先着順）
　　要入場券（半券可）要申込み（館サイトにて）

コンサート：8/12(土) 開場午後1時30分　開演2時〜　別館ホールにて、定員200名（先着順）
　　　　　　　要入館券（半券可）要申込み（館サイトにて）
「フランス6人組、エリック・サティ −ロマン派音楽から印象主義音楽、そして新古典主義へ」
　京都市立芸術大学音楽部学生（fl）小林 千晶　（Ob）葛城 裕也　（Cl）岡本 昇大
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（Hr）斉藤 日菜子　（Fg）高島 翔大　（Pf）濱田千幸

ワークショップ：8/19(土)午前10時〜午後4時30分、別館2階講義室にて、定員12〜15名
　　要参加費1000円（要入館料）要申込み（館サイトにて）
「フィルム写真入門　やってみよう現像とプリント！」対象：小学校5年生〜

ギャラリートーク（学芸員による）7/14（金）午後6時〜約30分、事前申し込み不要
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　参考：館のチラシとホームページ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　明日香　光二／馬場　英明

　8/12（土）に京都文化博物館のパリ・マグナム写真展を見に行きました。
　公的私的にさまざまな夏の行事が一段落して、ひと休みできる展覧会を、と思い、ちょうどミュージアムコンサートが開催される日に合わせて家族で訪れました。

　「マグナム」に名を連ねる報道写真家たちを見れば、名所風景を綴った観光写真展でないことはわかります。それでも「パリ」舞台に絞っているのですから、20世紀はじめのおしゃれなパリジャン・パリジェンヌの生活を見られるのかな、と思っていました。
　ロバート・キャパ、アンリ・カルティエ=ブレッソン、ジョージ・ロジャー、デビッド・シーモアによって「マグナム」が結成されたのは1947年、すなわち戦後すぐ。それ以前のパリと言えば、第二次大戦が迫り、ナチス・ドイツに占領されて解放されるという苛酷な経験をし、その後は街の再生、労働運動、平和運動、最近に近づけば大量の移民やシャルリ・エブド襲撃などの連続多発テロ事件…　パリにとってのんびりと平穏な時期なんてなかったのだと、展示された写真たちによって実感できます。もちろん、個々のシーン、人々にとって幸福な時期や場所はあります。また、時代を象徴するスターや文化人のポートレートもあります。
　単なる風景ではなく、労働者や、デモ隊や、解放軍や、移民や難民や…そういった人々とともにあるパリの街角…そのシーンの数々が、ヨーロッパの各時代の時代感をビビッドにあらわしていました（もちろん、ほとんど(1980年代以前は）モノクロですが）。私のNo.1は、マルク・リプー「エッフェル塔のペンキ塗りザズー」で、エッフェル塔の空中で捉えた職人の姿…当然、カメラマンもエッフェル塔の鉄骨にしがみついているはず。

　コンサートでの学芸員の言葉「この展覧会は、パリで数年前に開催されたもので、パリ市民が見て感動する写真を集めたもの。（京都の）皆さんだって、金閣寺なんかを撮った写真を並べた展覧会を見ても感動しないでしょ」なるほど。子本展も、コレクション展会場で、「近代京都へのまなざし」と題して写真術伝来以来の、京都の写真展が関連展として開催されていました。今はなき「巨椋池」の姿など、興味深かったですね。

　コンサートも、アマチュアとは言え、さすがに京都芸大の学生さん達なので、快く、軽いけれどもものうげなフランス音楽を楽しむことができました。

　明日8/14（月）は休館ですが、
　8/15（火）〜19（土）、8/22（火）〜24（木）の午後1時から、連日、本日と同じ、別館ホールにて、
　京都市立芸術大学、同志社女子大学、京都女子大学、京都市立すばる高校、京都市立御池中学などの生徒による「クール・ミュージック・スポット」と題して、行われます。
　展覧会は9/18（月・祝）までです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　明日香　光二／馬場　英明

　便利堂と言えば、ミュージアムの図録やミュージアムグッズを印刷・販売している会社ですが、京都の本社にギャラリーがあるようで、今回、京都文化博物館に展示されている京都の古写真の一部を、ここでも展示されるようですので、紹介しておきます。
==================================================================
施 設 名：便利堂コロタイプギャラリー
ふりがな：べんりどうころたいぷぎゃらりー
英文表記： 　
分野 ：美術（写真）
郵便番号：604-0093
都道府県：京都府
市区町村：京都市中京区　
所在地：新町通竹屋町下ル弁財天町302
電話番号：075-231-4351 　
ＦＡＸ： 　
ＵＲＬ：https://ja-jp.facebook.com/benrido.collotype.gallery/
公共交通：地下鉄烏丸線丸太町駅下車6番出口より西へ徒歩5分
道路案内：
開館時間：午前11時〜午後6時
休 館 日：土日
入館料金（常設時）：
展示内容：
観覧時間：
その他（販売・友の会など）：
報 告 者：明日香　光二／馬場　英明
==================================================================
☆夏季企画展 「生誕135年記念　黒川翠山の京都」 8/21（金）〜9/8（金）

　明治15年（1882年）京都の呉服商に生まれ、18歳ころより本格的に写真家を志した黒川翠山。独特の情緒を湛えた雨景を得意とし、明治39 年（1906）の日露戦争戦捷記念博覧会に出品した〈雨後〉で名誉銀牌を授与され名をなす。
　便利堂のコロタイプ写真集『京都の山水』（明治36年刊行）では、活動最初期の傑作〈八瀬の初冬〉、絵葉書シリーズ「京名所百景」などコロタイプ絵葉書に写真原板を提供。
　本展では、生誕135年を迎えた黒川翠山作品の、コロタイプ・ニュープリントを中心に、翠山によるオリジナルプリント、ガラス乾板（撮影原板）、明治時代のオリジナル絵葉書や写真帖などを展観し、近代に移りゆく京都を活写したある写真家の姿を回顧。合わせて、2016年に京都大学と共同開発したガラス乾板専用超高精細デジタルスキャナーを使用した、翠山のガラス乾板のスキャン工程を紹介する動画も展示。

フロアレクチャー：9/1（金）午後6〜7時30分（先着50名）
　　　大塚活美氏（京都府立京都学・歴彩館資料課）
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　参考：館のチラシとホームページ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　明日香　光二／馬場　英明

　夏から見られる写真の新しい展覧会を紹介します。ほっとミュージアムで紹介済みのものに加えて訪問にご利用下さい。

【北海道】
札幌宮の森美術館,☆石川直樹展「New Map for North」8/6(日)〜10/1(日)写真

【岩手】
岩手県立美術館,☆「篠山紀信展　写真力」12/23（土・祝）〜平成30年2/18（日）

【東京】
日本カメラ博物館
　☆「田淵行男山岳写真展 「北の山」7/4（火）〜7/30（日）
　☆特別展「あなたのカメラができるまで」7/11（火）〜10/15（日）
ポーラミュージアムアネックス,☆田原桂一「Les Sens」〜7/9(日)写真

【愛知】
文化フォーラム春日井,☆第29回「全日本写真連盟エンゼル支部写真展」7/11（火）〜7/17（月・祝）
田原市博物館,☆企画展「田原の原風景〜古写真の魅力〜」〜7/9（日）

【奈良】
入江泰吉記念奈良市写真美術館,☆開館25周年記念「入江泰吉菊池寛賞受賞作品展」7/22（土）〜8/27（日）
奈良市美術館,
　☆展覧会「市制120周年プレイベント写真展
　　　　　古都奈良の情景〜明治・大正・昭和時代〜」7/11（火）〜8/13（日）
【鳥取】
鳥取県立博物館
　☆「富士フイルム・フォトコレクション展
　　　　　〜日本の歴史を飾った写真家の「私の一枚」〜」11/23（木・祝）〜12/24（日）
伯耆町立植田正治写真美術館,☆「植田正治、イメージの誕生」〜9/3（日）

【島根】
松江歴史館,☆スポット展示「堀市郎の肖像写真−NYで活躍した松江出身の写真家−」〜7/19(水)

【愛媛】
ミウラート・ヴィレッジ（三浦美術館）,☆「世界が絶賛した海中芸術　伊東昭義展」〜8/20（日）写真

【高知】
高知県立美術館
　☆石元泰博展示室「カリフォルニアの住宅　グリーン・アンド・グリーン　後期」〜8/6（日）

【鹿児島】
フラワーパークかごしま,☆「フォトコンテスト入賞作品展」7/15（土）〜8/31（木）
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　明日香　光二／馬場　英明

　写真の新しい展示を紹介します。ほっとミュージアムに紹介済みのものに加えて、訪問のご参考にしてください。

【茨城】
茨城県つくば美術館
　☆第17回「フォトグループいずみ写真展」8/29(火)〜9/3(日)
　☆第2回環境アート展「水と生命」9/12(火)〜9/18(月・祝) 写真　

【東京】
日本カメラ博物館
　☆幕末・明治の古写真展「横山松三郎
　　　　〜江戸城とウィーン万博を中心に〜」8/1（火）〜9/3（日）
ニコンミュージアム
　☆創立100周年記念企画展
第3回「世紀の記憶　デビッド・ダグラス・ダンカン」〜9/30（土）
東京都写真美術館
　☆「ソール・ライターとロバート・フランク with STEIDL」〜8/5（土）
　☆「世界報道写真展2017」〜8/6（日）
　☆総合開館20周年記念
　　　　　　 「荒木経惟 センチメンタルな旅 1971−2017」〜9/24（日）
　☆総合開館20周年記念 TOPコレクション
　　　「コミュニケーションと孤独」平成をスクロールする　夏期　〜9/18（月・祝）
　☆総合開館20周年記念　TOPコレクション
　　　「シンクロニシティ」平成をスクロールする　秋期：9/23（土・祝）〜11/26（日）
駒澤大学禅文化歴史博物館
　☆えがおの写真展2017「『Smile』〜短冊に願いと笑顔を込めて〜」〜8/6（日）
町田市フォトサロン
　☆1階展示室「夏休みピンホールカメラ教室作品展」〜8/13(日)
　☆2階展示室「第77回国際写真サロン」〜8/13(日)
　　<8/14（月）〜8/16（水）臨時休館>
　☆1階展示室「しょうぶ・あじさい写真展」8/17(木)〜8/28(月)
　☆2階展示室「キヤノンイーグルス写真展」8/17(木)〜8/28(月)
　☆1階展示室「花景色」小林春光　8/30(水)〜9/4(月)　
　☆2階展示室「はすの花写真展」8/30(水)〜9/4(月)　

【神奈川】
日本新聞博物館（ニュースパーク）
　☆「激動昭和の時代を駆け抜けた銀幕のスターたち
　　　　―生誕100年　写真家・早田雄二の世界」〜10/1（日）
【山梨】
フジヤマミュージアム
　☆「マッターホルンゴッタルド鉄道の写真パネル展示」〜9/30(土)
清里フォトアートミュージアム「ケイモパ」
　☆西村 豊「八ヶ岳 生きもの ものがたり」〜12/3(日)
清春　旅と空想の美術館
　☆「たけいさきよ　まあるい星展〜山梨の星ガールが切り撮った四季〜」8/3(木)〜10/29(日)

【長野】
上田市立美術館
　☆コレクション展「光と影で魅せる―　写真家 ハリー・K・シゲタの世界」〜9/3(日)

【奈良】
奈良文化財研究所飛鳥資料館
　☆夏期企画展　第8回写真コンテスト「飛鳥の路」〜9/3（日）

【和歌山】
熊野古道なかへち美術館
　☆特別展「自然を追い求める−写すこと、想?うこと−
　　　南方熊楠・雑賀清子・内山りゅう」〜9/24（日）田辺市立美術館と併催
　　　当館では内山りゅうの淡水写真を展示
【広島】
奥田元宋・小由女美術館
　☆「遠藤湖舟写真展 『天空の美、地上の美。』
　　 〜見つめることで「美」は姿を現す〜」 9/1（金）〜11/5（日）
【徳島】
徳島県立近代美術館,☆特別陳列「安井仲治写真作品集」（復刻版）〜8/20(日）

【香川】
高松市美術館,☆「蜷川実花」〜8/27（日）

【高知】
高知県立美術館
　☆「石元泰博・コレクション展　東京―山手線界隈」前期：8/8（火）〜10/1（日）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　後期：10/3（火）〜11/26（日）
【福岡】
九州産業大学美術館
　☆卒業生ープロの世界ー vol.7 野村佐紀子写真展「愛について」9/9(土)〜10/22(日)
　☆第18回「上野彦馬賞受賞作品展九州産業大学展」11/4(土)〜11/12(日)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　明日香　光二／馬場　英明

　初秋から見られる写真の新しい展覧会を紹介します。ほっとミュージアムに紹介済みのものに加えて訪問にご利用下さい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【北海道】
釧路市立博物館
　☆企画展「冷たい海の大冒険!!!〜関勝則が写す北の海の生き物〜」9/2（土）〜11/5（日）

【山形】
山形美術館,☆企画展　第52回「山形県写真展」平成30年2/22(木)〜3/21(水)
鶴岡アートフォーラム,☆第5回「フォト・アイ写真展」11/1(水)〜11/5(日)

【福島】
福島県立美術館
　☆「ジャック=アンリ・ラルティーグ展 　幸せの瞬間をつかまえて」〜9/10(日)写真

【東京】
日本カメラ博物館
　☆宮澤孝一作品展 「にっぽんの市内電車 ―昭和20〜40年代―」9/5（火）〜10/1（日）

【神奈川】
相模原市民ギャラリー
　☆第68回「相模原市民文化祭　写真展」9/23（土）〜9/26（火）
　☆「相模原市総合写真祭フォトシティさがみはら2017」10/13（金）〜10/30（月）
箱根写真美術館,☆「トシ・ワカバヤシ写真展　Tin Toy Dioramas Photography」〜9/25（日）

【新潟】
新潟市美術館,☆「石川直樹　この星の光の地図を写す」〜9/24（日）

【富山】
ミュゼふくおかカメラ館
　☆高砂淳二写真展　「Dear Earth」〜10/1（日）
　☆コレクション展「カメラのなまえ！」〜12/24（日）
　☆「けんちゃん−amputee boy−鳥飼祥恵写真展」10/7(土)〜10/29(日)
　☆「市橋織江写真展」11/3(金)〜12/24(日)
　☆第64回「ニッコールフォトコンテスト写真展」平成30年1/6(土)〜2/4(日)
　☆「シマタエコ写真展　ココロノモヨウ−卒業−」平成30年2/10(土)〜2/18(日)
　☆公募展「ワンダーフォト写真展」平成30年2/24(土)〜 4/1(日)
滑川市立博物館,☆第37回「滑川市写真連盟展」10/28（土）〜11/5（日）
砺波市美術館,☆開館20周年記念「写真家・濱谷　浩展」9/2（土）〜10/15（日）会期中無休

【石川】
海と渚の博物館,☆「写真愛好家70人＋α展」9/6（水）〜9/13（水）

【福井】
福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館,☆「一乗谷風景写真展」9/16(土)〜12/12(火)

【山梨】
岡田紅陽写真美術館
　☆「岡田紅陽展」平成30年1/3(水)〜2/25(日)
　☆第28回「フォトコン」平成30年3/24(土)〜5/6(日)

【長野】
ミュゼ蔵(JIDAデザインミュージアム第1号館),☆「花の会長野写真展」9/2（土）〜9/30（土）
茅野市美術館,☆「寿齢讃歌―人生のマエストロ―写真展12」9/22（金）〜10/9（月・祝）
田淵行男記念館,☆田淵行男写真展「山岳写真傑作選」〜10/1（日）

【静岡】
静岡県立美術館
　☆収蔵品展　シリーズ『ロダン没後100年に寄せて』「フォーカス！《地獄の門》：
　　　　ロダンの彫刻写真（ファクシミリ）、安斎重男による《地獄の門》」10/11(水)〜11/12(日)
　☆収蔵品展　シリーズ『ロダン没後100年に寄せて』
　　　　「彫刻を撮る：ロダン、ブランクーシの彫刻写真」11/14(火)〜12/17(日)
清水港湾博物館（フェルケール博物館）
　☆「SHIMIZU Kumiko 4th Photo Exhibition Blessed Hours」〜9/30（土）
池田２０世紀美術館,☆伊東市制施行70周年記念「素顔の海　伊藤勝敏 海中写真展」〜10/10(火)
IZU PHOTO MUSEUM 　,☆「澤田教一　故郷と戦場」9/9（土）〜12/25（月）

【愛知】
一宮市博物館,☆企画展「一宮写真協会選抜写真展」9/21（木）〜10/1（日）
文化フォーラム春日井,☆第19回「KFC写真展」9/5（火）〜9/10（日）

【三重】
三重県立美術館
　☆「モダニストの日本美 石元泰博「桂」の系譜」平成30年1/4(木)〜3/4(日)

【京都】
立命館大学国際平和ミュージアム
　☆「世界報道写真展2017−WORLD PRESS PHOTO 17 −変えられた運命」10/3(火)〜10/27(金)

京都市立芸術大学ギャラリーアクア
　☆京都市立芸術大学移転整備プレ事業／状況のアーキテクチャー 2017 プロジェクト7
　　「Far Away/So Close: 開かれた共同体　still moving 2017:
　　　　　 距離へのパトス−far away/so close」9/23（土・祝）〜11/5（日）
【大阪】
海岸通ギャラリーＣＡＳＯ,☆「御苗場　vol.21　関西」9/12(火)〜9/17(日)写真
大阪市立長居植物園,☆写真展「生命の輝きPART5」9/20（水）〜9/24（日）
大丸心斎橋店イベントホール,☆サプール写真展「平和をまとった紳士たち」9/7(木)〜9/18(月・祝)

【兵庫】
芦屋市谷崎潤一郎記念館,☆ロビー展　阿部萌子写真展　「陰翳礼讃」 〜9/10（日）
あさご芸術の森美術館,☆1階アトリエ室「織作峰子写真展　「朝来散策」」9/17（日）〜10/15（日）

【奈良】
入江泰吉記念奈良市写真美術館
　☆入江泰吉「古き仏たち展」9/1（金）〜12/24（日）
　☆奈良を視る1　三好和義「室生寺展」9/1（金）〜10/9（月・祝）
　☆奈良を視る2　秋山亮二「なら旅行展」10/11（水）〜11/5（日）
　☆奈良を視る3　百々武「日々は絶景展」11/7（火）〜12/3（日）
　☆「In print, Out of print
〜CASEによる［写真集］に焦点をあてた展覧会〜」12/9（土）〜12/24（日）

【島根】
荒神谷博物館,☆「身近にいる野鳥写真展」11/5（日）〜12/24（日）　

【岡山】
瀬戸内市立美術館,☆「緑川洋一展 −山紫水明−」10/21（土）〜 12/10（日）

【沖縄】
佐喜真美術館,☆「國吉 和夫 ＜私の＞ 人（ひと）展」?9/25（月）写真
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　明日香　光二／馬場　英明

　秋から見られる写真の新しい展覧会を紹介します。ほっとミュージアムに紹介済みのものに加えて訪問にご利用下さい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【北海道】
苫小牧市美術博物館
　☆企画展「雷鳥・四季を纏（まと）う神の鳥−高橋広平写真展−」11/23（木・祝）〜平成30年1/21（日）

【山形】
南陽市立結城豊太郎記念館
　☆第3回企画展示「ふるさとの写真家　菊池晴夫展
　　　　　日本で最も美しい大地−美瑛　丘のある風景」10/13(金)〜12/17(日)
【栃木】
さくら市ミュージアム−荒井寛方記念館−
　☆第77回「国際写真サロン展／全日本写真展2016」〜10/9（月）

【千葉】
DIC川村記念美術館,☆「フェリーチェ・ベアトの写真　人物・風景と日本の洋画」〜12/3（日）

【東京】
日本カメラ博物館
　☆木之下晃 作品展「石を聞く肖像」10/3（火）〜10/29（日）
　☆「占領期の東京―写真家が見た 1945-1952―」10/31（火）〜11/26（日）
　☆特別展「世界を制した日本のカメラ〜もうひとつの日本カメラ史〜」10/24(火)〜平成30年2/18(日)
町田市フォトサロン
　☆1階展示室　「フォト一の会第18回写真展」10/4（水）〜10/9（月）
　☆2階展示室「北加伊道メナシ写真展　木目田武」　10/4（水）〜10/9（月）
　☆1階展示室「フォト町田2017年秋の写真展」10/11（水）〜10/16（月）
　☆2階展示室「写真でめぐる世界の旅」（仮題）10/11（水）〜10/16（月）
　☆1階展示室「第4回町田フォトファンズ写真展」10/18（水）〜10/23（月）
　☆2階展示室「東京写真表現塾第1回作品展」10/18（水）〜10/23（月）　
　☆1階展示室「町田市ソフトボール市民大会写真展」10/25（水）〜10/30（月）
　☆2階展示室「ローライと旅をして　鈴木恭一」10/25（水）〜10/30（月）
　☆1階展示室「ＪＡ南写真同好会写真展」11/1（水）〜11/6（月）
　☆2階展示室「藪の中から　冨秋英志」 11/1（水）〜11/6（月）
　☆1階展示室「孫　渋谷民子」11/8（水）〜11/13（月）
　☆2階展示室「町田フォトクラブ第17回展示会」11/8（水）〜11/13（月）
　☆1階展示室「グループキャッツアイ作品展」11/15（水）〜11/20（月）
　☆2階展示室「第10回戸村國雄写真展　岩山たちの囁き」11/15（水）〜11/20（月）
　☆1階展示室「デジフォト自由塾会員写真展」11/22（水）〜11/27（月）
　☆2階展示室「第九回がやがや写真クラブ写真展」11/22（水）〜11/27（月）
　☆1階展示室「フォトサルビア第3回写真展」11/29（水）〜12/4（月）
　☆2階展示室「第6回フォト花の会写真展」11/29（水）〜12/4（月）
　☆1階展示室　小林春光　写真展「川は流れる」12/6（水）〜12/11（月）
　☆2階展示室「第59回ツバキ展」12/9（土）〜12/10（日）
　☆1・2階展示室「町田市写真協会会員展」12/13（水）〜12/25（月）　

【神奈川】
箱根写真美術館
　☆「遠藤 桂 写真展 　Lumiere sacree〜聖なる光〜」〜10/30（月）
　☆「望月 久　写真展　　FOREST・森」11/1（水）〜12/4(月)

【長野】
田淵行男記念館,☆「石川直樹写真展　POLAR」〜平成30年1/8（月・祝）

【鳥取】
伯耆町立植田正治写真美術館,☆「植田正治のリフレイン」〜11/30（木）

【島根】
ガイダンス山代の郷,☆ロビー展「島根の古社寺　並河萬里写真展」〜11/13(月)
島根県立三瓶自然館サヒメル
　☆「世界遺産写真展〜写真で巡る世界遺産の旅〜」10/1（日）〜12/24（日）
桑原史成写真美術館
　☆平成29年度　第2期展 「あわら田〜敗戦から15年、ある農村の記録〜」〜10/18（水）
　☆開館20周年記念 「英伸三・桑原史成ドキュメント二人展」10/20（金）〜平成30年1/17（水）

【岡山】
奈義町現代美術館,☆「田中園子展 写真の仕事」〜10/15（日）

【広島】
広島県立歴史民俗資料館
　☆風土記の丘ギャラリー「写真展　こふんの森のきのこたち」〜11/5（日）

【高知】
越知町立横倉山自然の森博物館
　☆高橋宣之写真映像展「古き神々の森〜横倉山〜」〜11/26（日）

【福岡】
九州鉄道記念館,☆企画展「白土洋次、鉄路の軌跡・列車と共に60年」〜10/15（日）

【長崎】
ナガサキピースミュージアム,☆「北川孝次 笑顔写真展(仮題)」10/3（火）〜10/29（日）

【鹿児島】
フラワーパークかごしま
　☆「富士フィルムフォトコンテストネイチャーフォト作品展」10/21（火）〜11/12（日）

【沖縄】
那覇市民ギャラリー
　☆「フォートサークル金城展」10/3（火）〜10/8（日）
　☆「砂川悦子作品展」10/10（火）〜10/15（日）写真
　☆第10回「カメラのモリヤマ　写真道場　写真展　チャレンジ」10/10（火）〜10/15（日）
　☆第28回「全琉秀作写真選抜展」10/17（火）〜10/22（日）
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　明日香　光二／馬場　英明

　年末年始から見られる写真の新しい展覧会を紹介します。ほっとミュージアムに掲載済みのものに加えて訪問にご利用下さい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【北海道】
小川原脩記念美術館,☆徳丸晋 写真展「水面-minamo-」12/2（土）〜平成30年2/4（日）

【茨城】
笠間日動美術館
　☆企画展「貌・KAOII 白鳥写真館 「これから…」
　同時開催 「写真公募展2018【顔】」平成30年1/2（火）〜3/11（日）

【群馬】
渋川市美術館　桑原巨守彫刻美術館
　☆企画展示「The rising generation15 志村真悠 反町潤」12/16(土)〜平成30年1/14(日)写真

【千葉】
市原湖畔美術館,☆「石川直樹：この星の光の地図を写す」〜12/28（木）

【東京】
ニコンミュージアム
　☆創立100周年記念企画展
　第4回（最終回）「Fマウント・NIKKORの世界」〜12/27（水）

【神奈川】
横浜市民ギャラリー
　☆「横浜三大学写真連合写真展」12/12(火) 〜 12/17(日)
　☆第44回「高校生写真展」12/20(水) 〜12/25(月)
相模原市民ギャラリー
　☆写真展「けむり・ひとすじに…/蒸気機関車讃歌」11/23（木・祝）〜12/3（日）
　☆「ニッコールクラブ相模原支部写真展」平成30年1/25（木）〜1/29（月）
　☆第22回「フォト四季写真展」平成30年1/25（木）〜1/29（月）

【新潟】
越後妻有里山現代美術館[キナーレ],☆「石川直樹　ポストカード、Ｔシャツ販売＆写真展」〜12/24(日）

【山梨】
ふじさんミュージアム,☆飯島志津夫 没後10年「富士と語る」〜平成30年1/29（月）

【長野】
ミュゼ蔵(JIDAデザインミュージアム第1号館),☆「雑感〜大野義直写真展〜」〜12/10（日）
塩尻市立自然博物館,☆特別企画展「自然の写真展」平成30年1/27（土）〜3/25（日）
田淵行男記念館,☆田淵行男写真展「田淵行男が愛した安曇野II」〜平成30年2/4（日）

【愛知】
ノリタケの森クラフトセンター,☆「2017ワークショップ写房作品展」」12/5（火）〜12/10（日）

【大阪】
国立国際美術館,☆「態度が形になるとき ―安齊重男による日本の70年代美術―」〜12/24（日）写真

【鳥取】
因幡万葉歴史館,☆第10回「池田家墓所写真コンクール作品展」12/9（土）〜平成30年1/14（日）

【香川】
高松市塩江美術館
　☆企画展「所 幸則展−うさぎガールと黒縁眼鏡−〜天使からの系譜〜」〜12/10(日) 写真

【高知】
高知県立美術館
　☆二大コレクション展 石元泰博・コレクション「シカゴ、シカゴ」〜平成30年1/8（月・祝）
　☆開館25周年記念「石川直樹　この星の光の地図を写す」 平成30年4/7（土）〜6/10（日）
香美市立美術館,☆第72回企画展「記憶の街・記録写真は時代を歩く　武吉孝夫写真展」〜12/17（日）

【福岡】
福岡県立美術館,☆第47回「青像グループ写真展」12/5（火）〜12/10（日）
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　明日香　光二／馬場　英明

こんにちは

　東京都写真美術館はリニューアル後初めてだと思います。東京都立の文化施設が今ひとつになってしまった中でここだけが気を吐いている気がします。

　全部見ている時間がないため、「世界報道写真展2017(8/6まで)」「ダヤニータ・シン インドの大きな家の美術館(7/17まで)」の2つを見ました。

　世界報道写真展は毎年恒例のものですが、毎年見ているわけではありません。「スポットニュース」「一般ニュース」「現代社会の問題」「人々」「日常生活」「自然」「スポーツ」「長期取材」に分かれています。世界報道写真大賞となったのは写真展開会式での殺人事件の瞬間をとらえたトルコのAP通信記者ブルハン・オズビリジによるものです。確かに決定的瞬間ではあります。「スポーツ」を除けば重い内容の写真ばかりです。チラシの表に載っているのは「自然」の部に属するフランシス・ペレスのもので、一見美しい写真ですが、実は廃棄された網に引っかかって泳げないアカウミガメという、深刻なものです。

　ダヤニータ・シンはインドの女性写真家。報道写真から私的な作品に移っていったようです。不思議な展覧会のタイトルはダヤニータが作ったポータブル美術館のことでした。

Quitaさん、こんにちは

>　東京都写真美術館はリニューアル後初めてだと思います。東京都立の文化施設が今ひとつになってしまった中でここだけが気を吐いている気がします。

　URLにもあったが、かつて略称を「写美（しゃび）」とされていましたが、リニューアル後は「TOP　Museum」とされていることも、何かコンセプトに変化があるのかな、思っています。

　「世界報道写真展」はこの館だけでなく、全国巡回されていると思いますが、私はまだ館で見たことがありません。
>「スポットニュース」「一般ニュース」「現代社会の問題」「人々」「日常生活」「自然」「スポーツ」「長期取材」
なるほど、報道となると大賞が受賞されているように重大事件が来るかも知れませんが、「自然」の変化・破壊や、「日常生活」の世界各地での特色や、それが無くなっていくことへの惜別や警鐘、というようなことが写真による取材で、適切に表現できるものであるように思います。

>「ダヤニータ・シン インドの大きな家の美術館(7/17まで)」
>不思議な展覧会のタイトルはダヤニータが作ったポータブル美術館のことでした。
ということですが、そういうものを作るまでの物語性があるように感じます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　明日香　光二／馬場　英明

こんにちは

　7月2日に始まったばかりの清里フォトアートミュージアム「西村豊 八ヶ岳行きものものがたり」に行ってきました。

　ここは、毎年のヤングポートフォリオや報道写真の展覧会もあリマスが、自然の写真も結構あります。
　西村豊の写真展は以前にもあり、そのときはヤマネがメインでしたが、今回は他にキツネ、リス、シカと多くの動物を扱っていました。地元の人間との関わりをとらえたものもあります。珍しい動物ばかりではない、このような身近な動物の姿をとらえたものも高く評価したいと思います。

　この展覧会は期間が長く、12月3日までで、その後、冬季休館に入ります。

3月4日は志賀高原ロマン美術館にも行っています。

　企画展の「福田幸広写真展 ぼくらはみんな生きている!」ですが、作者は「しあわせ動物写真家」を名乗る人で、その通りに動物の幸福そうな瞬間をとらえたものばかりでした。撮影場所は国内もあれば、世界のあちこちもあります。大型パネルの隅々まで精細な描写をしていて、これはさすがにPCの画面ではかなわないと思います。この人の写真集は「うさぎじまのうさぎちゃん」「ねむいんだもん」「おしりポケット ウォンバットのあかちゃん」のようなタイトルが付いていますが、各写真にタイトルは付けていないようです。

　常設展は現在、「ガラスの天使」シリーズだけになっていました。

　データには多少変更があります。

公共交通　湯田中駅、長野駅、飯山駅からのバス「蓮池」「奥志賀高原ホテル」「ほたる温泉」「白根火山」「スノーモンキーパーク」行きで「スノーモンキーパーク」下車
*長野駅、飯山駅からのバスは急行で、湯田中駅には停車しない。

　バス停の名前が「スノーモンキーパーク」(地獄谷野猿公園の英訳)になりましたが、実際は志賀高原ロマン美術館の目の前に移設されています。

休館日　木曜日(展示替えのための臨時休館あり)

Quitaさん、こんにちは。
>3月4日は志賀高原ロマン美術館にも行っています。
地元、信州でちょっと遠出をされたのですね。

>　企画展の「福田幸広写真展 ぼくらはみんな生きている!」ですが、作者は「しあわせ動物写真家」を名乗る人で、
この館はいつも「スノーモンキー写真展」を開催されているので、その流れでしょうか。テーマ的にこの館にふさわしいものだと思います。
>その通りに動物の幸福そうな瞬間をとらえたものばかりでした。
実際に幸せなのかどうかはわかりませんが、写真って写っているものから、見る者が物語を作るものだと思うので、そういう視点でとらえられているのは、気持ちの入った芸術だと思います。
>大型パネルの隅々まで精細な描写をしていて、これはさすがにPCの画面ではかなわないと思います。
これが美術館で見る、展覧会の醍醐味ですよね。

>　常設展は現在、「ガラスの天使」シリーズだけになっていました。
館サイトを拝見すると、コレクションとしては南画、キリム（中央アジアの織物）も存在し、現在展示されていないだけでしょうから、小さな自治体のミュージアムとしてはバランス良く見どころのある館だと思います。私はまだ訪れていませんが、いずれ、是非ほうもんしたいところ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　明日香　光二／馬場　英明