あけましておめでとうございます。

大和まほろばは、じんわりとやわらかな光につつまれて、年のはじまりを迎えました。
世界に広がっていた、とがったこと、けわしいことが平らかになってゆくような
年になれば良いなと思います。

これからも世界の悠久の知識とゆたかな心を求めて、ミュージアムを訪れられ、お過ごしください。
本談話室では、本日を含め、正月期間にも訪ねることができるミュージアム、展示を多く紹介しています。
私も、これからしばらくして、天平の大仏さまへのご挨拶と、ミュージアムへの初詣をと考えています。

今年も、みなさまと世界の平安を祈りつつ、よろしくお願いいたします。


　　　　　　　　　　　　　　本談話室の管理人　明日香　光二／馬場　英明

元旦に、穏やかな年明けとのご挨拶をさせていただいて間もなく、
たいへんなことになってしまいました。
現地ではお身内を探されている方も、寒さをしのぐに困られているままの方もたくさんいらっしゃる様子。
ご自身、またお知り合いにご心配な状況があられる方には、お見舞い申し上げます。

ただ、交通網も途切れ途切れのなかで、専門家でも救援に近寄れない場所も多いと報道されています。
現地を訪ねるも物資を支援するも、素人に生半可なことはできない現在、報道を刻々注視しつつ、自分に何ができるかを、考えるしかありません。東日本大震災や熊本地震の時のように、文化財保全・復興や、現地のミュージアム訪問、という支援はちょっと先のことになるでしょうか。

そんな状況の中ですが、昨年末までに談話室にアップされた情報をもとに、三ッ木さんにデータ編集を、ほりうちさんにサイト作成を担当して頂き、ほっとミュージアム今年最初の改訂をしています。正月休みは明けたとは言え、重い空気の中でも、新年せめてこれからは幸いな方に向きますよう、動き出してゆきたいと思います。

干支の「辰・龍」の絵や工芸、歴史や伝説などが花盛り、地域の資料館などではちょっと昔の生活道具、ひな人形などの展示が多く開催されています。また先ほど初回が放送された大河ドラマに合わせて、紫式部や源氏物語、平安時代の知識、阪神大震災の追悼の月でもありますので、災害に関する展示も。古き伝統の中にも、生活の知恵を求めてゆければ、と思っています。

なお、今回改定された中でも、被災された地域やその近隣でのミュージアムの開閉館、特別展や企画展の開催は、本サイトに記載されたとおりになっているとは言い切れません（むしろ、なっていないでしょう）。
もし、思い当たる地域へのご訪問や、お問い合わせの予定があられる方は、リアルタイムでの直接情報を必ず確認していただきますよう、お願い申し上げます。

訪問されたミュージアムや展覧会のご感想や交通機関、入館料金などデータにお気づきの点など、今年も、この談話室へよろしくお願いいたします。


　　　　　　　　　　　　本談話室の管理人　明日香　光二／馬場　英明

年が明けてから、たえて過ごす日々が続きますが
春節とて、奈良にも、海を渡ってきた人々の姿が増えています。
日本でも立春を過ぎたわけですから、そろそろ春を迎える心の準備を、と思っています。

１月末までに談話室にアップされた情報をもとに、三ッ木さんにデータ編集を、ほりうちさんにサイト作成を担当して頂き、ほっとミュージアムの改訂をしています。
地域伝来のひな人形や雛飾りを中心にした伝統文化や、手作りの工芸、調度などの展示が地道に行われています。

北陸地域の展示も最新のものをできるだけ紹介しましたが、震災以前の情報が残っていることもあり、被災された地域やその近隣へのご訪問は、リアルタイムでの直接情報を必ず確認していただきますよう、お願い申し上げます。

訪問されたミュージアムや展覧会のご感想や交通機関、入館料金などデータにお気づきの点など、これからもこの談話室へよろしくお願いいたします。


　　　　　　　　　　　　本談話室の管理人　明日香　光二／馬場　英明

日本は春満開となりました。

まだまだ世界情勢の不安定さ、災害被災地の皆様の生活再建、という課題は残るものの、
日本では新年度のはじまり、心機一転行こう、という思いもあります。

３月末までに談話室にアップされた情報をもとに、三ッ木さんにデータ編集を、ほりうちさんにサイト作成を担当して頂き、ほっとミュージアムの改訂をしています。
地域伝統の季節行事、知られざる地域文化などの展示が盛んですが、例年のようにNHK大河ドラマに触発されて、紫式部や平安朝文化・文学に関する展示が大変増えています。また、年間計画が出された館もありますので、できる限り掲載をしています。

各館データについても随時見直して毎月の改訂に取り組んでいますが、新年度から休館日・開館時間・入館料金など改定されたり、交通機関の状況が変わっている館も多数あるかと存じます。なかなかついて行けていません。
これから訪問されたミュージアムで、お気づきの点などございましたら、これからもこの談話室へお知らせいただけますようよろしくお願いいたします。


　　　　　　　　　　　　本談話室の管理人　明日香　光二／馬場　英明

　好天というよりは、暑〜いGW後半をお過ごしのことと存じます。

　今年の曜日の配列もあり、遠距離をお出かけの方も明日5/5あたりがUターン時でしょうし、
　今年は近場でゆったり過ごされているかたもいらっしゃるでしょう。

　４月末までに談話室にアップされた情報をもとに、三ッ木さんにデータ編集を、ほりうちさんにサイト作成を担当して頂き、ほっとミュージアムの改訂をしています。
　歴史文化、文学、美術を深く掘り下げる展示が、夏のはじまりまで続く館が多いようです。

　どうぞ、残りのお休みも含め、ゆったり休みをお過ごしいただき、お訪ねになったご感想や、各館データにお気づきの点などございましたら、これからもこの談話室へお知らせいただけますようよろしくお願いいたします。
　　　　　　　　　　　　本談話室の管理人　明日香　光二／馬場　英明

　梅雨末期と言いながら、猛暑が続いておりますが、皆様体調を崩さずお過ごしでいらっしゃいましょうか。

　６月末までに談話室にアップされた情報をもとに、三ッ木さんにデータ編集を、ほりうちさんにサイト作成を担当して頂き、ほっとミュージアムの改訂をしています。
　ここしばらく話題が続くであろう、新札発行関連の展示や、渋沢栄一をはじめとする近代の企業経営に関する展示もあり、夏休みを控え、絵本や昆虫などの展示も多数始まっています。

　どうぞ、猛暑を避け、ミュージアムで一休みをなさるのもよろしいのでは。お訪ねになったご感想や、各館データにお気づきの点などございましたら、これからもこの談話室へお知らせいただけますようよろしくお願いいたします。
　　　　　　　　　　　　本談話室の管理人　明日香　光二／馬場　英明

　短くまとまった梅雨の後に、猛暑がやってきました。ここをご覧の皆様、お変わりなくお過ごしでしょうか。
　またその折、先月末に集中的な豪雨、それに伴う浸水や土砂災害に遭われた東北地方の皆様、お見舞い申し上げます。
　
　７月末までに談話室にアップされた情報をもとに、三ッ木さんにデータ編集を、ほりうちさんにサイト作成を担当して頂き、ほっとミュージアムの改訂をしています。先月末の豪雨の影響で、まだまだ家屋や公共施設の復旧もままならない地域のニュースもしばしば目にします。特に秋田・山形県あたりではJRの一部路線の運休も続いており、ミュージアムの開館状況も心配されます。現状、水害関連での長期休館等は私には確認できていませんので、当該地域範囲でも掲載された計画どおりに掲載しています。

　さて、この期間の展示では、夏休みだけに、絵本や妖怪、昆虫、恐竜、動物をモチーフにした芸術などの展示が盛んです。また、熱戦続くパリオリンピックに関連してスポーツに関する展示なども。お子さんを連れられてミュージアムで避暑がてら様々な勉強をされるのが良いのではないでしょうか。
　
　お訪ねになったご感想や、各館データにお気づきの点などございましたら、これからもこの談話室へお知らせいただけますようよろしくお願いいたします。

　　　　　　　　　　　　本談話室の管理人　明日香　光二／馬場　英明

　今回のほっとミュージアム改訂に際し、企画展だけでなく、できるだけ各館の利用情報修正にも努めています。施設改修などで長期休館に入られたり、また解除になったりもしていると思います。
　その中で改廃のあった館を書きだしておきます。

【岐阜】
関市立篠田桃紅美術空間：令和6年3/31をもって閉館（関市サイトより）
　　篠田桃紅さんの作品については、近くの岐阜現代美術館の「桃紅館」に移ったものもあるようです。

【静岡】
常葉美術館：菊川町から展示施設を大学の方に移転して
(施設名)常葉大学附属常葉ギャラリー　となっています。

ヴァンジ彫刻庭園美術館：令和5年9/30をもって閉館。経営難のため、
　「クレマチスの丘」に同じくあった、ベルナール・ビュフェ美術館　と　井上靖文学館は継続しています。

今後も、お訪ねになったり、調べものをして館情報の異動を知られた際には、ぜひ、こちらへお知らせくださると助かります。

　　　　　　　　　　　　本談話室の管理人　明日香　光二／馬場　英明

以下、追加します。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　かずや：渡辺　和也
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1.ミュージアムの改廃など
【東京】
・集合住宅歴史館
https://www.ur-net.go.jp/rd/index.html
　集合住宅歴史館（八王子市）は令和４年３月３１日をもって閉館。
　北区赤羽台に「ＵＲまちとくらしのミュージアム」として開館。
　URまちとくらしのミュージアム(令和５年９月１５日開館、完全予約制）
https://akabanemuseum.ur-net.go.jp/

・澤乃井　櫛かんざし美術館
http://kushikanzashi.jp/news/webdir/97.html
　諸般の事情により令和5年5月29日（月曜日）から当面の間休館。

・日の出町小さな蔵の資料館
https://www.town.hinode.tokyo.jp/0000002747.html
　令和3年4月1日から当分の間は休館

・伊豆大島火山博物館
　令和6年3月17日に閉館。「伊豆大島ミュージアム　ジオテラス」として、
　2025年春季にリニューアルオープンの予定。
https://anteroom.izuoshima-geoterrace.org/

【神奈川】
・東芝未来科学館
　一般（個人、学校、一般団体、企業）向けの公開は、2024年6月29日をもって終了。
　今後は同社の事業の顧客やパートナー向けの対応を前提として継続。
　「東芝未来科学館」の機能見直しについて
https://www.global.toshiba/jp/news/corporate/2024/05/news-20240523-01.html
　なお、ＨＰは現在も公開中。
https://toshiba-mirai-kagakukan.jp/

【大阪】
・豊中市立郷土資料館「とよみゅー」
https://www.city.toyonaka.osaka.jp/shisetsu/hall/kyodosiryokan/index.html
　令和4年（2022年）11月1日に郷土資料館が開館(豊中市庄内栄町5丁目)
　豊中市立郷土資料室（東丘小学校内）のHPは、現在表示できず。

2.URL変更
　注：以下、URLを再確認のみ。
【岩手】
・北上市立博物館
https://www.city.kitakami.iwate.jp/life/kurashi_tetsuduki/bunka_sports/bunkashisetsu/3/index.html

【東京】
・絹の道資料館
https://www.city.hachioji.tokyo.jp/kankobunka/003/005/p015671.html

・東京都公文書館
https://www.soumu.metro.tokyo.lg.jp/01soumu/archives/index.htm

・旧多摩聖蹟記念館
https://www.city.tama.lg.jp/kenkofukushi/1008238/1008143/1010474/1010475/index.html

・ベネッセスタードーム
https://blog.benesse.ne.jp/stardome/

・奥多摩 水と緑のふれあい館
https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/kouhou/pr/okutama/

以上です。

　かずやさん、こんにちは。
　いつも鉄道関係の企画展まとめの他、こうしてデータにも気を配っていただき、ありがとうございます。

　それでは、私も、今月の調査で確認できたところを加えておきます。

【北海道】
幕別町蝦夷文化考古館
　令和5年3/31（金）をもって閉館済み

【東京】
たまヴァンサンかん
　如何なる検索をかけても「ほっとミュージアム」以外では多摩市デジタルアーカイブの平成10年9月13日付の写真しか存在しません。既に無い施設と想定します。

【富山】
庄川水資料館　アクアなないろ館
　令和5年3月末をもって閉館済み：様々な地元サイトより
松村外次郎記念　庄川美術館
　令和5年3月末をもって閉館済み：様々な地元サイトより

【福井】
雨田光平記念館
　老朽化により令和6年3月に閉館：収蔵品は越前町織田文化歴史館に移管：福井県と福井新聞のサイトより

【静岡】
熱海人形美術館：2013年5/6をもって閉館：熱海城のブログより

【京都】
京都市立芸術大学ギャラリーアクア：中京区の市中のギャラリーから、京都駅近くの大学新キャンパス内に移転

【鳥取】
鳥取県立青谷かみじち史跡公園：青谷上寺地遺跡展示館は在来の所在地で閉館し、公園内に移転して本年3月に開館

　建物の老朽化、展示の抜本的再編のために建て替え移転、ということであれば文化振興のためには良いのですが、建物は老朽化したが、来館者が少ないので維持が難しくなっているなら淋しいですね。
　先月今月は、夏休み・盆休みに、地元で・旅先でできるだけ鑑賞していただきたい、という思いから、月末にまとめてご報告する前に、どんどん展覧会を紹介しています。
　その際に、悲しいかな、館の改廃も見つけてしまうわけで…

　どうぞ、皆様も、訪問された際に近隣館の情報を得られたり、検索をかけていてこうした情報を発見されたときに、この談話室に報告いただけると助かります。

　その他、私も、URLの変更、館名の少しの変更、休館日や開館時間、入館料金の変更など多数発見しておりますので、もちろん、かずやさんやQuitaさんのご報告を含め、次回のほっとミュージアム改訂に役立たせていただきます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　明日香　光二／馬場　英明