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川崎市岡本太郎美術館http://hiroba.travel.coocan.jp/museum/museum_data_kikaku.php?pref=14&c=48で明日7/12（金）から開催される展示を紹介します。
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☆常設展「目もあやなオバケ王国 岡本太郎のオバケ論」7/12（金）〜10/6（日）
月曜休館（祝日の場合は翌日）
入館料金：7/12（金）〜7/19（金）、9/3（火）〜10/6（日）常設展のみ開催
一般500円、高大生・65歳以上300円
オバケの姿は日本人の自由な発想力が源であると考え、日本文化としてのオバケに関心を抱いていた岡本太郎。人間の内にある真の姿として、岡本の冷静かつ無邪気な目線から表現された世界で、ほとんど妖怪に近い姿をなした生き物が駆け回り、生を哄笑する。本展ではオバケ同様に既存の体制に抗いながらも、愛嬌ある作品を生み出し続けた、岡本のオバケ王国を観る。
岡本太郎「《オバケ》このアンチ人間 下司・チンピラ幽霊は消え失せろ」『サンデー毎日』1965年8月29日
《河童像》1981年
《夜》1947年
《なまはげ・秋田》1957年2月12日
《疾走する眼》1992年 など
☆企画展 川崎市市制100周年記念「芸術は、自由の実験室
─夏のアートキャンプ展」7/20（土）〜9/1（日)
常設展・企画展とのセット料金 一般900円 高大生・65歳以上700円 中学生以下無料
岡本太郎は、芸術は見るだけではなく全ての人の、子どもたちだけでなく、大人にも有効な「自由の実験室」なのだと言う。
岡本太郎現代芸術賞出身となる4人の作家による、人のすがたの表現や身ぶりを大胆に使った作品展示とワークショップを楽しむ。大きく身体を使って弧を描きドローイングを重ねる國久真有。身体的負荷をかけた絵筆「グングニル」を使って、制作を楽しむ園部惠永子。木材だけでなく、漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』や日々の暮らしの日用品からも仏を彫り出す仏師、西除闇。乾漆技法を用いて、人の佇まいや歴史、物語の輪郭を思わせる表現をダイナミックに見せる村上力。
自在な発想と本気の遊びから生み出される彼らの作品とともに、会場での公開制作やアーティストトーク、多彩なワークショップなどを通し、夏のキャンプのように心と身体を使って、自由にアートを体験する。
國久真有（第22回（2019年）特別賞）
《WIT-WIT HOLE WIDE LONG PLATEAU》アクリル絵具・キャンバス、2024年
西除闇《MANgaDARA》（第26回（2023年）入選）少年ジャンプ、2023年
村上力（第21回（2018年）入選、第23回（2020年）、25回（2022年）、27回（2024年）特別賞）
《學校》 ミクストメディア、2024年
園部惠永子（第24回（2021年）入選）《─奉納─》布、アクリルガッシュ、2024年
＊本展は、写真撮影可能。
（動画撮影、フラッシュ撮影、三脚・自撮り棒・ジンバル等の器材の使用は不可）
4名の作家それぞれの展示エリアには、来館者の方が楽しめる仕掛けあり。
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参考：館のホームページ
明日香 光二／馬場 英明